2008-05-24 92. 東大寺の『良弁杉』は有名だが、多賀にも『良弁滝』がある。 東大寺の創建と大仏造立に尽力し、東大寺の初代別当をつとめた大僧都 良弁(ろうべん)という高名なお坊さんが、【幼少の頃、東国より鷲にさらわれ、山城の国多賀郷に落とされた】・・・との伝説と、 【良弁が修行した滝】・・・として伝わる。 良弁が活躍した時代は聖武天皇の世、橘諸兄が活躍した時代と重なる事から、 この地にできた伝説なのかもしれない。 『ウワサ』の一覧